MMプログラム(MMP®)
MMプログラム(MMP®)とは
MMプログラム(MMP®)とは
MMP®とは、マネジメントマーケティング・プログラムの略で、実践であるMMC(MM戦略会議)プロジェクトのロールプレイング研修である。(考案者:小塩稲之) この研修は、グループワークにより行なわれる。MMP®は、ケースメソッドの思考プロセスを体得させていく学習方法に比べ、『超ケースメソッド』(思考プロセスから解決策決定までの学習方法)といわれ、MMCの基本を通じてその実例テーマから、実践に裏付けられた課題抽出、問題解決、解決策決定のための学習方法である。
テーマのビジネス上の課題を抽出し、その課題に対して各自が戦略を立てた後に、ディスカッションを行うことで意思決定に必要な「思考プロセス」を体得させていくとともに、その「解決策を選択」する。プロジェクト的なモノの見方は必ずしも組織やビジネスにおけるものだけではなく、日々の生活の中にも、MMCのコンセプトのひとつである「問題解決を図る」という考えが身につき、この手法を自在に使えると、個人のキャリアデザインや、夢を達成する時の大きなソースになる。
また、漠然としていた計画や将来などが明確に見え、描けるようになるのも、MMP®学習の大きな魅力である。
今、仕事に従事している方のみならず、就職活動前にビジネス基礎知識を身につけたい学生や、やりたいことを見つけたい人たちがこのスキルを身につけると、より自分の可能性が広がるだろう。
また、MMP®やMMCで活用される手法にKJ法がある。この考案者は川喜田二郎氏である。集まった膨大な情報をいかにまとめるか、試行錯誤を行った結果、カードを使ってまとめていく方法を考え、KJ法と名付けたことによる。またチームワークで研究を進めていくのに効果的な方法として、まとめた研修方法を『発想法』(1967年)として刊行した。
定性的情報をボトムアップ的にまとめる方法で、あるテーマに関する思いや事実を単位化し、グループ化と抽象化を繰り返して統合し、最終的に構造化して状況をはっきりさせ、解決策を見出す方法(問題解決の技法)である。
KJ法を活用して、本格的なまとめとするには時間がかかるものであるが、研修では、これをMMP®のひとつの方法として、課題解決を図らねばならないテーマごとにロールプレイングとして取り入れることで手順を構築し、その仕組みの元に実践に基づく形で実施するものである。
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